
My Little Love|ULALA(うらら)[Archetype] Recording Note
My Little Love[Archetype]のボーカルに、ULALA(うらら)さんが参加してくれました。
欲張りからリアレンジ
本作『My Little Love』は、力強いバラードでありながら、主観ではなく「物語の主人公を追いかけるうちに、その世界へと吸い込まれていく」という少し変わった構成の楽曲です。
初回のレコーディングは2025年の11月でした。ULALAさんの声がこの曲にどのように調和するのか、彼女も私も手探りの中レコーディングを進めました。私はその時にとても大きな伸びしろを感じ、新たにストリングスを重ねたり、各セクションの場面転換のコントラストを強めることにしました。
要するに、私は「とても欲張ってしまった」ということです。
ダイナミックなアレンジの変更に加え、彼女自身の卒業や入学という人生の節目を挟んだことで、数か月空けて2回目のレコーディングを行うことになりました。この時間がとても良い結果をもたらしてくれました。
理想的な状態でのレコーディング
ULALAさんにとって3曲目のレコーディングということもあり、彼女自身も「自分の声がマイクを通して楽曲と重なるとこうなる」という感覚が蓄積されてきています。不必要な緊張や不安が消え、本来表現すべきことに集中できる『理想』の状態に、一気に近づいたように感じます。これこそが『約束されていないことに挑み、得られることすら知らなかったものを得る』という実感であり、その収穫は今後も雪だるま式に増えていくことでしょう。


オートクチュールを着こなす10代の少女
ページをめくるように展開していくこの楽曲に対して、彼女は「読者である自分は今、どの階層から主人公を見つめているのか」を一つひとつ確かめ、曲の世界にピントを合わせて、勇気を持って歌い上げてくれました。
ファンタジックな世界観の楽曲と、ミュージカル仕込みのULALAさんの歌のアンサンブルは、特別なバラードへと昇華させてくれました。
完成した楽曲は、オートクチュールを10代が着こなしたという印象です。
華美なドレスを、厚化粧や大きなアクセサリーで無理やり調和させるのではなく、ピュアで透明感のある声と豊かな表情で着こなす。結果として、不自然な背伸びを感じさせない、今の彼女でしか成り立たせることのできない絶妙なバランスを見せてくれました。
使用機材
Vocal
NEUMANN M149 Tube
Electric Guitar
Gibson ES-335TD 1967
MATCHLESS Laurel Canyon 1×12 w/ Reverb
AKG C414 XLII
SHURE SM57
Acoustic Guitar
Gibson J-50 1960
SHURE SM57
NEUMANN M149 Tube
![My Little Love[Archetype]ULALA My Little Love[Archetype]ULALA](https://archetype-echoes.com/wp-content/uploads/2026/04/My-little-love.jpg)
My Little Love[Archetype]
15歳のボーカリスト・ULALAによる3rdシングル。
この楽曲は、ひとつの物語の主人公を追いかけるように進んでいきます。夢の途中で深く傷つき、挫折を味わった主人公。それでも、深海から水面へと向かう気泡のように、不確かな未来を再び信じて浮かび上がっていく。
歌うULALAもリスナーも、そんな主人公の姿を少し離れた場所からそっと見守る存在です。『ネバーエンディング・ストーリー』のように、ページをめくるたび物語の世界へと吸い込まれていく。そんな不思議で温かい感覚をぜひ体験してください。


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