ULALA You Are My Sunshine recoding

挑戦する姿はとてもカッコいいのです。

挑戦する姿はとてもカッコいいのです。

2026年7月7日

You Are My Sunshine|ULALA(うらら)[Archetype] Recording Note

You Are My Sunshine[Archetype]のボーカルに、ULALA(うらら)さんが参加してくれました。

宙に浮いている完成形を探して

この楽曲は最初のアイデアが比較的新しく、ULALAさんに聴いてもらったデモの段階では歌詞も完成していない『かなりラフ』な状態でした。
だからこそ、そんな段階の楽曲を4thシングルに選んでくれたことが意外でもあり、新鮮で、とても嬉しかったことを覚えています。

今回は、これまでの3曲とは作曲アプローチが少し異なっており、ULALAさんを強くイメージしながら創っていたわけではありませんでした。私自身の中でも、この曲が最終的にどこへ着地するのか、その完成形の輪郭はまだぼんやりしていました。

楽曲としての軸は定まっていましたが、どのように枝葉をつけて色付けていくのかが決まっておらず、初回のスタジオではULALAさんと私の間に在る『宙に浮いている完成形』を二人でコミュニケーションを取りながら理解を深めていくことに時間を費やしました。

このように、楽曲自体が求めている歌や演奏・アレンジを探り当てていく作業は、不安がある分、クリエイティブの楽しさを感じます。
彼女もレコーディングに完全に慣れていて、手探りで進めていくことに怯えることなく、『イメージ』に挑戦していく姿はとてもカッコいいのです。

初日は半分ほどレコーディングをし、数日後にラフミックスを共有しました。

Gibson J-50 1960
ULALA You Are My Sunshine recoding

忘れがちな最大の事実

私は歌そのものを細かく導くのではなく、ニュアンスや感じている世界観を伝えて、歌以外を詰めることに集中し、ULALAさんは理想と現在地の距離を自ら埋めていく。
そうして約3週間後、2回目のスタジオを迎えました。
学生の彼女はかなりハードスケジュールの中でレコーディングに臨んでくれました。

自らインプルーブを重ね、より確信に満ちた歌声で、この爽快で壮大な楽曲に命を吹き込んでくれました。
いつも制作途中はすっかり忘れてしまうのですが、完成すると思い出して驚きます。
彼女はまだ15歳だということを。

追伸
今回のレコーディングをスタートさせる前に、音量調整とウォーミングアップを兼ねて歌ってもらったのが『Dead Mom』。
前回の『Astonishing』同様に私は圧倒され、テンションMAXでレコーディングに臨みました。

贅沢なひと時に感謝。
あっという間に手の届かない場所へ行ってしまいそう…。

使用機材

Vocal
NEUMANN M149 Tube
WARM AUDIO WA-44

Electric Guitar
Fender 1960’s Fender Jazzmaster
Fender Deluxe Reverb
WARM AUDIO WA-44
SHURE SM57

Acoustic Guitar
Gibson J-50 1960
NEUMANN M149 Tube
SHURE SM57

中野圭造

Keizo Nakano

Songwriter / Guitar

小学4年生の時にビートルズを聴いて感動し、中学生でバックトゥザフューチャーを見てギターをはじめ、高校生でバンドを始めて、サラリーマンをし、起業し、また曲を書き始めました。←今ここ

You Are My Sunshine

You are my sunshine[Archetype]

15歳のボーカリスト・ULALAによる4thシングル。
これまでの3作品に続く4thシングルとなる本作は、軽やかなアコースティックギターを軸にしながら、爽やかさと切なさが同居する、甘くほろ苦い1曲に仕上がっています。
小さなスタジオの一室から始まり、やさしく壮大な広がりを見せていく、とてもロマンティックな楽曲です。

Published On: 2026年7月7日Categories: レコーディングノートTags:

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